叱り下手
こんばんは、暗闇列島です。
以前、課長の褒め方がセクハラになった、という日記を書きました。
kurayamirextutou.hatenablog.com
今度は叱り方も下手だということが発覚してしまいました。
ある社員(Aさん)に、外からいらしたお客様への対応が悪いと注意したのですが、
「もっとにこやかにしないとダメだよ。家庭で面白くないことがあったとしても。」
と言ったのです。
Aさんはおとなしくて表情をあまり変えない人なので、ご本人は意識していなくても、
人から見ると、愛想が悪く見えることがあります。
それは私も時々指摘されるので、Aさんの気持ちはよく理解できるのですが、
私やAさんのようなタイプの人は、自然体に振る舞うのではなく、
かなり意識しないとにこやかな表情はつくれません。
私の場合、とにかく口角だけは上げておきます。
目が笑っていないと言われても、口角が上がっていれば、笑顔の最低限の条件はクリアできます。
しかし、課長はなぜ余計な一言が多いのでしょう。
「もっとにこやかにしないとだめだよ。」←これもどうかと思いますが、
それに付け加え、
「家庭で面白くないことがあったとしても。」←喧嘩売っているとしか思えません。
何故、課長が家庭の事を持ち出したのかは意味不明ですが、
職場でプライベートな事を持ち出されて叱られて、いい気がする人は皆無でしょう。
この叱り方でAさんが納得するとでも思ったのでしょうか?
叱る行為は上司としての資質を見せつけられる行為だと思います。
叱るのが上手い上司は本当に出来る人です。上手い叱り方とは「相手を納得させ、改めさせること」であり、下手な叱り方は「相手を納得させられず、反発される」ことです。
「もっとにこやかにしないとだめだよ。」→「笑顔だとより相手の方に良い印象を与えられるよ。」
の方が良い掛け言葉ではないでしょうか?
人の振り見て我が振り直せ、私は相手に受け入れられやすい言葉を選びたいです。