暗闇列島日記

人間関係に悩む日常を取り留めもなく、書き綴ります。

実家に帰省したくない

こんばんは、暗闇列島です。

今日、帰るときに駅でゾンビの女の子を見かけました。

ハロウィンも今日が本番?最終日ですね。

ハロウィンが終わるとあっという間にクリスマス、お正月ですが、

年末に実家に帰省するかどうか悩んでいます。

 

私の実家は現在の住まいからかなり遠いところにあるので、年に一度、年末年始

に帰省するのみです。

交通費がかなりかかるのです。

しかし今年は春ごろに法事があったため、帰省しています。一年に一度会えば充分というか

それ以上は親の顔を見たくないのです。

両親は弟と3人暮らしです。弟は一度結婚したのですが、一年足らずで離婚しました。

理由は聞いていません。両親と同居でしたので、いろいろ大変だったのだと思います。

 

私の両親は以前、このブログでも書きましたが、今どき家父長制を重んじる旧態依然とした

思想の持主のため、嫁に行った娘(私のことです)が、実家に帰るときに、「ただいま。」と

言って帰ると怒ります。

もう嫁入り先の人間だから、実家に帰るときは、「こんにちは。」と言え、というのです。

これだけでも私の両親の面倒くささが分かって頂けるとおもいます。

弟のお嫁さんも逃げ出したくなる訳です。実の娘の私ですら両親のことは苦手ですから。

 

しかし両親は私に老後の面倒をみてもらいたいと度々訴えてきます。

弟が今後、再婚したとしても他人であるお嫁さんには遠慮して甘えられないから

何でも言える娘がいいそうです。

嫁入り先の人間になったはずなのに、面倒はみさせる。

都合のいい考え方をする人たちです。

介護や家事をするのは女の仕事、という考えなので、弟に面倒を見てもらうということは最初から

頭にありません。

その都度、丁重にお断りしています。

 

両親にとって弟は大切な跡継ぎです。

弟は小さな子供のころから、「勉強しなさい。」と喧しく言われていました。

一方、私は女なので勉強はそこそこでいい、それより家の仕事をしろ、ということで、

お手伝いはさせられましたが、あまり勉強しろと言われなかったのは良かったです。

その分、弟とは学歴も就いた仕事もだいぶ差がつけられました。

 

弟は両親の古風な考えを受け継ぎ、妻は専業主婦に限る、と言っています。

そして結婚して私の両親と4人で住み、一つの家に専業主婦が2人いる生活を送り、一年足らずで

結婚生活が破たんしたのです。

私とは殆ど交流はありません。離婚してからはまともに口を聞いていません。

 

実家のお正月は家でおせちをつくり、私の父はかなりの偏食のため、父の好物がテーブルに並びます。

そして皆酒飲みのため、朝から晩まで飲み倒すのです。

私はそれほど酒好きではないし、父とは食事の好みも違いますので、毎年苦痛です。

そして娘はお客様ではないので、便利にこき使われます。

一年に一度親孝行をさせてやる、ということです。

 

私の夫のことは夫の前では、歯の浮くようなお世辞を並べ立てますが、

いないところではさんざん貶されます。

その場で陰口はやめるようかなりきつく言うと、素直に詫びるのですが、

すぐに忘れてしまうようで、同じことの繰り返しです。

 

親と子でも相性はあります。そんなに無理して一緒にいることもないかな、と思います。

親の年齢を考えると帰省をした方がいいとは思いますが、毎年繰り返される嫌な思いを

もうこれ以上したくないのです。


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