年賀状やめました。
こんばんは、暗闇列島です。
今日は11月11日、日本ではポッキーの日、中国では独身の日、だそうです。
中国の独身男女は自分へのご褒美として自分にプレゼントを贈るそうで、
私はこの「自分にご褒美」が好きではありません。
だってご褒美は人から戴く物ですから。
でも、独身だとご褒美をくれる人がいないから、仕方ないのかもしれません。
この季節になると年賀はがきが発売になり、早い人からは喪中の挨拶が送られてきます。
私は数年前から年賀はがきを送るのをやめました。
年賀はがきを印刷するほど出さなかったので、裏面はパソコンで印刷し、宛名は手で書いていましたが、
それでも面倒になってしまい、止めてしまいました。
事前に「年賀状やめます。」の通知はせず、ある年、いきなり出すのを止め、返事も書きませんでした。
学生時代の恩師や、転勤前の上司・同僚、遠隔地の親戚など年賀はがきのやり取りだけで繋がっていた人たちと切れてしまいました。
年賀はがきだけの付き合いなんて遅かれ早かれ、切れてしまうものです。
しかし、年配の方にとっては、年賀はがきだけの付き合いでも大切なつながりだったと思います。
私が新入社員の時にお世話になった上司(以前のブログに書いた上司とは別人です)は、私とは入れ替わるように辞められたので、一緒に働いた期間は短かったのですが、辞めてからもずっと年賀状をくださいました。
その方への年賀状も止めました。
その方にとっては何十枚、何百枚くる年賀状のたった一枚だったかもしれませんが、もしかしたら年々減っていく年賀状に寂しい思いをされていたかもしれません。
ふと年賀状を突然止めたことに後悔しました。
私が人間関係で苦労しているのは、こういうお付き合いを大切にしてこなかったことも一因です。
合理化や面倒さでどんどん手間ひまをかけることを止めると、後悔することもありますね。